さりな blog

時々小説 時々つぶやき

ブレイブソード・さりな character Sarina

「さりな」

胸の中であなたが眠るから私が剣士で居られる

教えと理を胸の中で育んでる

切っ先は鋭さしか宿してない

未来を構築するレイピア

鈍痛する胸の痛みは未熟さからくるものだ

強さを宿し、闘志を燃やして

生きていけたらいい……


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         by さりな

青少年の閲覧にふさわしくないもの

過激な表現は控えて下さいとかよくあるけどさ……

【R18】のタイトル置くだけでもだめなの?

最近の青少年は色んな下ネタ知ってるよ。

でもそれを不愉快に思う人も居る。

ワンクッション置いてからのアダルト記事公開OKにならないの?


もうネットにつながったら、性的な事に一瞬で繋がると思うけどなぁ

もし、性的な記事があったとしてそれを青少年が見たら性犯罪に至るとかあるの?

それを想定したのかな……

ワンクッションあっても、青少年は誘惑に負けるか……多分

控えめとか、ブレーキ効かん!(自分)

あなたはどこがお粗末ですか?

お粗末 お粗末
あなたはどこが欠如していますか

お粗末 お粗末
あなたはどこがお粗末ですか

簡単に憎悪するあなたの醜い心ですか
簡単に魅せてしまう批判顔ですか
簡単に人を馬鹿にするその汚れた喉ですか

その瞳も生意気ちゃいますかって違うかって言えるのか?

お粗末 お粗末

それをあざ笑うのは私か
見えない人か
自分で自分をお粗末にしているのはあなた

気づくにはどの位時間がかかるのか
お粗末なあなたに救いはない

檻で

お粗末なあなたを洗いなさい

Mにあげたラブレター2

時は過ぎ、放課後。
先生の靴箱で待っていた。
四角だけの靴箱。私はそれを窓みたいと思ってしまう。

「先生」

私の後ろに居た、憧れの存在。
男子生徒に愛されている人。
関わりはあまりないけどそれでも惹かれてる。

そんな奴が告白なんてしても、良いの?

「おぉ、さりなやん。そこで何しとん」

「……先生、私先生の事が」

「おぉ?どうしたん」

破ってバラバラにした、手紙をテープで繋ぎ合わせた。

それを握らせ──────…

「好き」

思考回路に、雷を差し込んだのかと言う行動……。

「……さりな。おれ、既婚者だから」

「……知ってます。だけど、想いを」

「何も受け取れん。でも、手紙は受け取っとく」

「それだけでも十分です。でも何で……手紙を引き裂いてしまったんですか?」

真剣な顔に、彼は困り顔。
問いつめようとは思わないけど、早く答えて。

「誰か分からんくて気持ち悪くて捨てたんや」 

そっか。やっぱ普通は怪しむよね。
怪しまない方がなんて、ソレは無理。

「……でも、さりなやったんやな。大事に持っとくわ」

「ありがとうございます。先生」

絶対に叶わない恋よりかは
気持ちを伝える恋のほうが良いよね

「……お別れのチューくらいやるか?」

「き、既婚者なんでしょ?それはまずい」
  
「ええよ、これくらい」

そう言って、先生は私と唇を合わせたのです……。

「軽いキスやけど、満足」

「……私も」

「じゃあな、さりな。さようなら」

「さようなら」

手を振った。悲しさよりかは、満たされた。

思考回路がずきずき痛むけど。
やりすぎたかなと少々思ってしまったや。 

でも、幸せ……

ありがとう。

これは、内緒だよ。

ありがとう……が足りないくらい。

   「Mにあげたラブレター2」

Mにあげたラブレター

Mにあげたラブレターはごみ箱の中だった。

こっそり入れといたのに、私はなんだか悲しくなってしまった。

先生のバカ。そう言いたくても先生は既婚者なんだ。

思いを伝えたかった。想いは砕け散り、涙が生成された。

涙の工程が、決まっているかのように溢れ出し、しゃがみこむ。

職員専用の靴箱の隣にあるごみ箱でただ悲しく存在していた私。

……あぁ

先生への思いは打ち砕かれたんだ。
ああ、先生。

……私はこう書いたんですよ

先生へ
好き。ずっと見ていました。
私は、先生の事が好きです

面白いところに惹かれます。
ノリの良いとこが好き!もう届かないかもだけど、好きなの……

最後まで見てくれればとっても嬉しい。

          さりなより

こう書いた。先生、私の文章が稚拙だったから捨てたの?

それだったとしたら、さすがにひどい……

既婚者だから、捨てた?

ごみ箱の、バラバラの紙を拾い、カバンの中に入れた。

「……先生の馬鹿」

朝の会には行かなくちゃ、出なきゃいけない。

手強いなんかじゃなくて、叶わないんだ。それは絶対的に……。

しれっと名前を呼んでくれた時のあの嬉しさが身に染みる……

名前、書いてないから怪しんだか。
そりゃそうだよね。匿名の想いになるんだから……!

むしゃくしゃの気持ちで、また放課後行こう……

そうすることにした。

私は、最低だ。
自覚しても何ともならないのが人間。

禁断の恋が一番、それに当たる。

苦しくなるのは、あのラブレターを捨てた瞬間。

何で、入れなかったの?
何で、捨ててしまったの?

もう、やだな。
また、放課後見に来るんだから……

   「Mにあげたラブレター1」